下落時に反発し飛びついたら、さらに下落が続く..そんなことありませんか？
そのようなチャートの動きを 騙し(ダマし)と言います。

このダマシに引っかかていると、何度インしても損失が重なります。
今日は、本格的な反発ではなくダマシになるチャートの特徴を覚え対策を立てましょう。

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チャート上のダマシの特徴

出来高が少なく陽線が小さい

まず最初に注目すべき点は出来高です。　下落をひっくり返して上昇トレンドに転換するという事は、
現在の下落トレンドで発生した最大の陰線以上かそれに近い出来高の大陽線が必要です。

ただし仮想通貨で注意が必要なのは、取引所ごとに出来高が異なる点です。
私はその通貨の上位取引所を複数見て、出来高を判断するようにしています。

節目のないポイントでの反発

つぎに重視するのはサポート線での反発、つまり底を確認する前の反発です。
底を確認する際には、そのサポート線を起点に、明確なテクニカルサインが出るとより良いです。

ちなみに新たなニュースが出た場合は、そのニュースの影響度がチャートに優先されます。

一見V字に見える急騰

大きな買が入り１見V字で反発したチャートにも注意が必要です。
そもそも下落トレンドを１本の陽線で否定し、上昇トレンドに回帰するようなV字の大幅反発は、
サポート線付近で出ることが多く、大抵はその後値下げしダマシに終わります。

下落が続くという事はトレーダーの不安が相場に現れている証拠で、
多くのトレーダーが安心するには、サインが出るなど土台の後に上昇する必要があります。

長期移動平均線を抜ける状況か？

移動平均線は世界中の投資家が確認している重要な節目で、
わたしは、長期移動平均線と出来高はどんなテクニカルより重視しています。

この２つのパターンに該当すると上値が重くダマシになりやすいので注意してください。

長期移動平均線が下向き
下落から上昇トレンドに回帰するには、移動平均線も上方向に引っ張る必要があります。
下の図にあるような長期移動平均線が下向きの状況で、上に持ち上げ続けるには
かなりの買い注文が必要なため、途中で失速してダマシとなりやすいです。

そのため、下に向いていた長期移動平均線が水平に近ずいてから買った方が確度が高いです。

デッドクロスしたあと、底を確認していない
移動平均線を下抜き(デッドクロス)するには、かなりの売り圧力が必要で
そのポイントを抜いたからには、それなりに理由があって下抜きしていると考えられます。

そのような状況にも関わらず、きちんとした
底を作らずにすぐに上抜き(ゴールデンクロス)を目指す動きは大抵ダマシだと考えた方がいいです。

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