ノックアウトオプションには「レバレッジ」という概念がありませんが、
FXと同様に少ない投下資金(オプション購入額)で取引できる、資金効率の良い口座です。
この記事ではFXのレバレッジと比較して、ノックアウトオプションは本当に資金効率が良いのか検証したいと思います。
そもそもノックアウトオプションってなに?という方は📊ノックアウトオプションとは?使い方と6つのメリット[をチェックしてください。
結果、かなり少ない維持証拠金(オプション購入額)で大きく稼げる判明しました!
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もくじでカンタンに確認
FXのレバレッジを比較すると?
FX(証拠金取引)では持っている証拠金に対して、何倍のポジションが持てるかをレバレッジ何倍という表現で表しますが、
ノックアウトオプションでは、いくらの維持証拠金(オプション購入金額)で、いくら分のポジションが持てるかによって、資金効率の良さが分かります。
同じレバレッジという表現で比較できないので、
FXとノックアウトオプションを比較して、どちらが資金効率が良いか見ていきましょう!
IG証券はロンドン証券取引所に上場しているFX・CFD証券会社で取り扱い銘柄が多い事が特徴です。 国内認可の証券会社なので、税率20%の分離課税が適用されます。
ノックアウトオプションとFXの資金効率を比較
為替の主役であるドル円で、FXとノックアウトオプションのどちらの資金効率が良いか比較しましょう。
まず国内のFX業者はレバレッジが最大25倍と定められています。
そのため110万円分(1ロット1万通貨)のポジションを持つには、4万4千円の証拠金が必要です。
つぎに海外のFX業者ではレバレッジが200倍近いところもあるので、
200倍として計算すると、5,500円です。
国内FXと海外FXの維持証拠金の効率の良さを表にすると、このようになります。
110万円分のポジションを持つには | ||
---|---|---|
国内FX | 44,000円 | レバレッジ25倍 |
海外FX | 5,500円 | レバレッジ200倍 |
ノックアウトオプション | – | – |
それではノックアウトオプションで1ロットを持つのに必要な金額は?
実際の取引画面でオーダーを投入したところ750円という結果が出ました。
国内FXと海外FXのレバレッジと、ノックアウトオプションを比較しなおすと
ノックアウトオプションが1番資金効率がいいですね!
110万円分のポジションを持つには | ||
---|---|---|
国内FX | 44,000円 | レバレッジ25倍 |
海外FX | 5,500円 | レバレッジ200倍 |
ノックアウトオプション | 750円 | – |
※計算した日のレートが105.9円なので、105.9万で倍数を計算しています。
実際のトレードの資金効率は?
資金効率が良いという事は少ない資金で、大きなポジションをもつ事ができます。
しかし、持てる最大ギリギリのポジションを持ってしまうと少しの値動きでロスカットされてしまいます。
今度はより実用的に、余裕を持ってポジションを持つ場合の資金効率を比較しましょう。
ロスカットまで100pip離した場合の維持証拠金
先程の比較は1pip、つまりは100分の1円の値動きでロスカットされてしまうギリギリの資金での比較でした。
それではトレードでは実用的ではないため、ロスカットまで100pip(1円)離した場合でも計算しましょう。
こちらも言うまでもなく
ノックアウトオプションの資金効率が際立ちます!
100pip離して 110万円のポジションを持つ場合 | ||
---|---|---|
国内FX | 54,000円 | 証拠金の約20.3倍 |
海外FX | 15,500円 | 証拠金の約70倍 |
ノックアウトオプション | 10,000円 | – |
余力を残したトレードを行う場合でも、
ノックアウトオプションが有利になる、もう1つの理由があるので紹介します。
FXより資金効率が良い理由
FXのレバレッジ取引では証拠金の他に、余力資金が必要な事をご存知でしょうか?
FXではポジションを持つための証拠金の他に、ロスカットされるまでの余剰資金が必要です。
これに対してノックアウトオプションでは、余力資金分の部分を維持証拠金(オプション購入代金)として設定し、トレードすることができます。
FXの証拠金にあたる部分がなく、維持証拠金(オプション購入金額)も自分で決めたリスク許容度に応じて購入金額を選択できるため、資金効率が良いのです。
ポジションの清算(途中決済)は、営業中いつでも可能で、
その時点での利益または損失を確定できるので、
実体感としてFXトレードと感覚は変わりません。
トレードの資金管理は面倒?
これまでの説明でオプション購入代金という、FXでは聞きなれない言葉がでているので、
資金管理が面倒では?と不安になる方もいるかもしれません。
結論から言うと「ノックアウトオプションの資金管理は非常に分かりやすい」です。
取引画面で自動計算される
こちらがノックアウトオプションの実際の取引画面です。
青線でかこった「ノックアウトレベル」を変更すると、
ロスカットまでの値幅「オプション購入代金」が調整できます。

ノックアウトレベルを10540(105.4円)から、10500(105)円に調整しました。
これにより赤線の最大損失額(オプション購入代金)が、自動表示されました。
合わせてチャート上の–KO–が変更され、どこでロスカットされるのか目で分かります。

維持率を気にする必要がない
FXでは証拠金に対して維持率が何パーセントで以上で管理すべきと言う話がよく出ます。これは余力を持ってトレードしましょう。と言う意味以外にもう1つあります。
それは、通常のFXでは注文滑りによるロスカットが想定されるからです。
これをスリップといいますが、例えば105円で買い指値を入れていても、
相場が急変し大きく動いた際に、コンピューターが買い注文を105円で入れたとしても、
売り手が足りずに105円以下の価格で、注文成立してしまうリスクがあります。
そのため、維持率の大きく保つ事は、証拠金を大きく失わない為に必須の考えです。
ところが、ノックアウトオプションの場合は..
スリップ保証があるので、基本的には指定したロスカット価格で清算されます。
そのため、損失は最大でもオプション購入代金として「安心してトレード」でき、維持率もきにする必要がないのです。
ポイントまとめ
最後にノックアウトオプションの資金効率の良さを改めて、まとめます。
まず、1.FXと比較しても、資金の効率は非常に良いです。
110万円分のポジションを持つには | ||
---|---|---|
国内FX | 44,000円 | レバレッジ25倍 |
海外FX | 5,500円 | レバレッジ200倍 |
ノックアウトオプション | 750円 | – |
2.最大損失額(オプション購入金額)だけ用意すれば良い。
3.計算は取引画面が行ってくれるのでカンタンです。
現在国内FXを使っている方であれば、いまの資金でより多くの銘柄を取引するチャンス。
レバレッジが高い海外FXを使っている方であれば、
国内証券会社であるIG証券のノックアウトオプションを使えば、税率20%が適用されるので節税になります。
