移動平均線(MA)とは指定した期間の平均価格を、線状に表示するテクニカル手法です。
ビットコインFXの移動平均線の設定は、日足は30の倍数(30,120等)で、時間足は24の倍数(72,168等)を推奨しています。
この記事ではビットコインFXにおいての、移動平均線の正しい見方と、勝つための設定方法を記事と動画で解説します。
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ビットコインFXでも移動平均線は重要?
移動平均線Moving Average(MA)は、一目で市場参加者のポジションを可視化できる便利なツールです。
ビットコインFXにおいても、正しい使い方が分かれば有効性が理解できると思います。
価格が上昇するとショートは損失が増えて買い圧力になり、ロングは利益確定の売り圧力になります。
移動平均線とは現在の市場参加者の多くが、どのような心理かを表してくれる、便利なツールなのです。
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ビットコインFXで有効な移動平均線の見方
この記事ではビットコインで特に有効性の高い移動平均線の使い方を紹介していますが、基本的な移動平均線の見方や使い方はこちらの記事を参考にして基本をおさえてください。

30日120日移動平均線が有効
この記事では移動平均線の推奨期間を紹介していますが、設定で必ず正しいというものはありません。
移動平均線は表示している期間のポジションの偏りを観察する指標であり、ポジションが入れ替わる期間で設定する事が正しいと言えますが、ポジションが入れ替わる回転速度は相場の状況で変わるので、短期移動平均線においては有効な期間が常時変化すると言えます。
しかし、長期においてはそのノイズは少なく、ビットコインのポジション入れ替わり目安は常に1ヶ月(30日)と四半期(120日)、予備として超短期(7日)を観察すると良いと考えています。

このチャートにおいても30日移動平均線(赤)が120日線(青)にあるうちは上昇、トレンドが続く間はそのどららかが、サポートまたは抵抗となっている事が分かります。
ご自身で試していただくと分かると思いますが、長期移動平均線を120日以上に設定しても殆ど有効性は見出せません。 比較的普遍的な指標として見れる事から、ビットコインの短期ポジションは概ね四半期では入れ替わり続けていると言えます。
移動平均線乖離率
2017年以降のビットコインの値動きは24時間以内の値上がり及び値下がり率は最大でも10%程度に収まる可能性が高いという集計結果があります。
20%前後まで上昇下落を起こす場合がありますが、20%を超えて大きく動き続ける事はなく、高い確率で反対方向に是正する動きがあります。
このチャートの24時間上昇の乖離の目立つ箇所に黄色、下落の目立つ箇所に赤線を立てましたが、引いていない箇所についても移動平均線と乖離を起こすと移動平均線方向に戻ってきている事が分かります。

急激に一方向に動くと利益確定が優勢になるため、価格が下落や上昇を引き起こす要因になります。 また新規でポジションを取るにも上がりすぎや下がりすぎを警戒して控える動きが発生します。
移動平均線乖離率をインジケーターで表示する
移動平均線との乖離率はトレーディングビューの「Moving averege deviation rate」というインジケーターで可視化する事ができます。

こちらはビットコイン1時間足の移動平均線乖離の表示設定で、24時間移動平均線との乖離率を表示しています。
プラス5が24時間以内の上昇10%で描画ツールを使ってピンクの水平ラインを引いています。 マイナス5が下落10%で青の水平ラインを引いています。

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移動平均線乖離率0ラインへの戻り
正しく設定された移動平均線は0ラインに戻ってくる時間が長いです。
0ラインとは移動平均線とローソク足が重なっているという事です。
スポーツと同じで大きく動いた後に次の大きな動きを仕掛けても上手く行きません。
大きく動いた後は0ラインつまり、レギュラースタンスに戻ってから次の仕掛けを行います。
この特性をいかして、大きな乖離でロングやショートを持ち、0ラインで利益確定する手法も有効です。

シンプソンズチャートと移動平均線
ビットコインFXを苦手とする方が最も嫌うのは、突然上昇や下落を繰り返すシンプソンズチャートの存在かと思います。
まずシンプソンズチャートは7日程度の移動平均線(短期ポジションの入れ替わり目安)が、フラット(横向き)で動かず出来高が少ない時に発生しやすいです。
この状況だとFXのカバーや大口の取引1つで、一気に動いてしまう状況という事です。
トレンドが大きい場合は同規模の取引は、すぐに売買注文が入り吸収されて動かない。
シンプソンズチャートを移動平均線で攻略する場合は、7日線(1時間足168本分)を目安に、168時間(7日)移動平均線の傾きで戦略を変えるといいです。
まず青色の168時間線が上向きの上昇トレンドの場合は、168時間移動平均線との乖離率を見て下乖離(売られすぎ)はロング、移動平均線がフラットの中立の場合は両取り、下向きのげたくの場合は上乖離(買われすぎ)をショートで取るといいと思います。
この画面での移動平均線乖離率インジケーターの期間設定は168時間です。

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移動平均線の推奨期間設定
先ほど書いている通り、ポジションの偏りを観察する指標である移動平均の期間設定で必ず正しいものは存在しません。
その中でもビットコインは他の市場(株など)と比較して、短期的にポジションが入れ変わる傾向があり、有効性が見いだせる期間は比較的短い傾向があります。
ここには現時点で有効性が見いだせる期間設定について書いていきます。
日足
長期線:120期間 四半期
中期線:30期間 1ヶ月
短期線:7期間 1週間
実際のチャートでも、各移動平均線がサポートやレジスタンスとしても機能している事が分かります。 長期ポジションは入れ替わり期間がそこまで変動せずにノイズが入りずらいので、この設定が安定しています。

時間足
長期線:168期間 1週間
中期線:24期間 1日
短期線:6期間
こちらはトレンドが強い時は短期線がサポートまたはレジスタンス、弱い時は中期や長期がそれになっている事が分かります。

15分足
長期線:96期間 24時間
中期線:24日 6時間
ビットコインでは1分短期で動いて戻るような動きが多いのでノイズを減らす為に、スイングトレードの場合の短期足は15分足を推奨しています。
短期の移動平均線については、有効性がその都度変わりやすいですが、ひとまずこの2本は表示しましょう。

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